ジュン×翠星石&真紅 その2
しばらくして、ふいに真紅が立ち上がる。
そして、ジュンの頬に手を添え、言う。
「おねがい…、ジュン。私を貴方の主人のままでいさせて…。」
「当たり前だろ。僕はずっとお前の下僕さ。」
「いいこね…ジュン。」
軽くキスをし、真紅は人工精霊と共に物置から出て行った。
その後、真紅はまだジュンの事を想っているようだが
わがままは以前の量に収まり、気丈な振る舞いも元に戻った。
…本当に平和な日々が戻ってきた。本当にめでたい…。
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