ジュン×翠星石&真紅 その1
もうジュン・巴の二人が果ててしまうという時にジュンの頭に激痛が走った。
そこでジュンは一度意識を失い、意識が戻った時は自分の部屋のベッドの上だった。
「ようやく起きたですか、チビ人間。」
痛む頭を押さえながら、暗がりの中で声の主を探す。
「ちょっと待て、まさかそれで殴ったのか?」
翠星石の横にデカイ鞄がおいてある。その重量は見た目通りかなりのものだ。
「当然ですぅ。この翠星石の言うことを聞かなかった罰ですぅ。」
「このぉ、性悪人形!!」
「スケベのメガネチビに言われたくないですぅ!」
そう言われて、ジュンは初めて夢を思い出した。
沈黙が続いた…。あんな夢を見られ、見たのなら仕方の無い事だが。
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