ジュン×翠星石&真紅 その1
カバンの中には深緑色のドレス、綺麗なレース、そしてオッドアイの綺麗な目をした少女が座っていた。
『ジュ、ジュン……』
そう翠星石だった、目から大粒の涙を流していた。
『翠星石…僕が一番大切なのは君だよ…』
ジュンが翠星石を抱き締めて呟いた、その瞬間であったまばゆい緑色の光が翠星石の体を包んだ。
『キャッ!!』
翠星石が軽く悲鳴を上げた、ジュンは思わず目を瞑ってしまった。
『ひ、翠星石ぃ!!』
ジュンが目を瞑ったまま叫んだ、そして数秒後には光は消えていた。
ジュンは自分の目に映る者を凝視した、翠星石が自分と同じ大きさになっていたのだ。
『これが、私?』
翠星石が自分の手首を見て呟いた、そこには球体間接が無かった、そう翠星石は人間になっていたのだ。
(続く、次回最終話・エロ有り)
[前へ] [次へ] [戻る]