ジュン×金糸雀
「ああっ! んぅ! ……くぅ。……あっ!!」
挿入直後から容赦無く動く肉棒に、苦痛とも快楽ともつかない叫びを上げる。
数分前に洗ったばかりの体は、もう玉のような汗が浮き出ていた。
だが、ジュンは決して動くのを止めない。
そればかりか、震え慄く少女に向かって非道にも……
「中で出すぞ」
と言い放った。
「いっ!? ……嫌! 絶対に嫌ッ!!!」
途端に暴れ出す金糸雀。
手足をバタバタと動かし、有らん限りの抵抗を試みる。
ジュンはそれを嘲笑うが如くストロークを速め、金糸雀の体をガクガクと揺らした。
「うっ! ……そら、イクぞ!」
一瞬、ジュンの竿が跳ね上がったかと思うと、熱い液体が止め処なく溢れ、子宮の中に注ぎ込まれた……。
「良かったよ……またやろうな
行為後、こぽこぽと泡沫を立てながら精液と愛液に塗れた肉棒を抜き、ジュンは言った。
何も知らぬ処女をあれだけ惨いやり方で犯しておきながら、その物言いは清々しくさえある。
「……もう嫌なのかしら! 帰して欲しいのかしら!」
穢された哀れな童女は啜り泣き、自らの開放を懇願する。
涙ながらの訴えは……しかし、今のジュンに効く筈も無く、ただ……
最後の審判を、彼に下させてしまった。
「なあ、そっちを見てみろよ」
言われたとおりに見る金糸雀。
その表情が凍りついた。
部屋の隅に設置されたビデオと三脚。
一部始終が、撮られていた。
「もし……こんな姿、真紅達に見られたら……どうする?」
その悪夢めいた言葉が届く前に、
金糸雀の意識は、闇の底に放り込まれた――。
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