蒼星石×翠星石

蒼星石に近寄り、心配そうに顔をのぞきこむ翠星石。
何故か蒼星石は、その仕草にどきりとする。
「え……いや、なんでも……」
「嘘ですぅ!顔も真っ赤ですし、さっきからお腹をおさえてて……変ですぅ。」
さらに近寄る翠星石。ほぼ体を密着させて、蒼星石に異常がないか調べる。

彼女の髪が、息が、指が、肌が、

「ごめん!翠星石!」
どん!と、翠星石を突き飛ばしてリビングを蒼星石は飛び出していった。


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