ジュン×巴&めぐ&ドールズ その6
あれから僕は毎日のようにめぐに会いに病室に足を運んだ・・・なんとなくめぐとは話しやすい。他人と話すのがすごい久しぶりだからだろうか?それとも相手がめぐだからか?
何度かの訪問の末・・・めぐは僕にこんな質問をしてきた・・・
「ねぇ、ジュンくんは彼女とかいないの?」
「な、なんだよ急に・・・」
「だって気になるんだも〜ん」
子供のように頬を膨らますめぐ・・・すごくかわいい。
「いや、僕にはそんな人はいないよ・・・」
それを聞いためぐは顔が明るくなった。
「そっか・・・水銀燈とかは彼女じゃないの?」
「それは・・・確かに好きは好きだけど・・・僕には彼女を作るなんてことは・・・」
「ふ〜ん・・・でもえっちはするんだぁ」
ぶほっ!!な、なんでそんなこと知ってんだ?落ち着け!!落ち着くんだ僕・・・
「す、水銀燈から聞いたのか?」
「うん。毎日とても楽しそうだね〜」
なんか皮肉も混じっている気が・・・
「何がいいたいわけ?」
「ジュンくんは楽しいこといっぱいできるけど私は・・・」
そっか・・・めぐはずっと病院にいるから・・・
「じゃあ僕になにかできることがあるなら言いなよ!!」
「ほんと!?」
さっきまでの暗い雰囲気は何処吹く風といった感じで、めぐの目は輝いていた・・・ってまずい・・・なんかどこかで似たような過ちを犯している気が・・・
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