ジュン×翠星石
「う……うぅ……」
しかし、拭くそばから汗はジュンの体から流れ出てくる。
「……このままではダメですぅ………」
少し考えたあと、翠星石に妙案が思い浮かぶ。
「そうですぅ!」
「ぺろ……ぺろ……くちゅ……」
翠星石はジュンの体をひたすら舐めていた。
「はっ……ふぅ……疲れるですぅ……」
体が熱くて溢れでるなら、冷ましながら拭けば良い。と考えた末にだした答えがこれだった。
(しょっぱいですぅ。)
ぺろぺろと頬の汗を舌で舐めとり、首筋、胸とだんだん下へと翠星石はさがっていく。
(なんか……変な感じですぅ……)
「ん……すう……すう……」
体の熱が下がっていくのか、ジュンの息が心地よいものへと変わった。
ジュンが楽になったようなので、翠星石は舐めるのをやめてジュンの服を元に戻す。
しかし、翠星石はジュンの体をまだ舐めたいと思っていた。
ぶんぶん、と頭を振り考えを否定する翠星石。
「な、なにを考えているですか!まったく……」
たんたんたん
ちょうど、ノリが料理をもって上がってくる音が聞こえた。
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