ジュン×翠星石

「まったく。世話が焼ける野郎ですぅ。」
今、真紅たちは下へ降りてジュンの体力わ回復させるための料理をノリと作っている。
もちろん真紅や雛苺に料理が作れるはずがなく、じっとしているのが嫌だ。という理由から下に降りている。
「……チビ人間……苦しそうですぅ……」
翠星石の目の前には苦しそうに喘ぐジュンがいる。
なにもしないでいるのも手持ち無沙汰なので、ジュンの汗を拭いてやることにした。
服をはだけさせ、少し貧相だが細く綺麗なジュンの上半身を露わにさせる。
一瞬、翠星石はどきりとする。
(な、なに私はチビ人間相手にどきどきしてるですかぁ!)
気を取り直して体を拭きだす翠星石。

(こうしていると普通のやつですぅ……)

とてもじゃないが、あの水銀燈に勝った人物には見えない。
(しかし、まあ感謝してるですぅ。)
その感謝の気持ちからか、丁寧にジュンの汗を拭く。


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