水銀燈×真紅・ジュン
え、えぇぇぇ!……キ、キス?……キスしてくれるの?
あ、あぁ……は、はやく……はやくぅ……その綺麗な唇で……水銀燈のお口を食べてぇ……。
おもわず自分から吸い付きたい衝動を抑えながら、その唇が近づくのをじっと見つめる。
そしてついにその膨らんだ口唇がピッタリと押し付けられると、それがはむはむと小刻みに上下に動く。
真紅の唇は想像以上に柔らかく、マシュマロのような感触が私の頭の中をとろけさせる。
「んぅぅ♪……んふぅぅぅ♪……んん、ん、んぅぅ……」
してしまったらもう我慢なんてできない。
私は真紅のその柔らかい唇に、いやらしくむしゃぶりついていた。
唾液に濡れた舌を伸ばし、それを彼女の唇の肉に塗りたくるようにいやらしく嘗め回し、更にその口内にまで舌先を伸ばしていく。
やけどしそうなほど熱い口内の体温に、おもわずふとももの内側が熱を帯び始める。
あ、あぁぁぁ♪……これが……これが真紅のお口のなかぁ……♪
熱くてヌトヌトしててぇ……どうしてこんなにあまぁいのぉ……♪
心の中で狂喜乱舞しながら、私は更に真紅の口の中を蹂躙しつづけていく。
彼女の口内の唾液を全て吸い尽くすように、ちゅ〜ちゅ〜と卑猥な音をさせながら吸い、それをゴクゴクと喉を鳴らしながら飲み込んでいく。
そしてジュースのように甘いその液体を堪能すると、今度は自分の口の中で作り出した唾液を彼女の口の中に送り込む。
[前へ] [次へ] [戻る]