蒼星石

12月20日
今日は雪だ。やけに寒い。俺は仕事をしているといつのまにか日も暮れた。寒さが厳しくなっていく。
雪は一向に止まない。ストーブは故障中。手がかじかんでまともに仕事が出来ない。
俺のイライラは頂点に達そうとしていた。
「コンコン」
ドアを叩く音がすると、蒼星石が紅茶を二杯持って入ってきた。
「マスター、冷えると思うから紅茶を持ってきたよ。お仕事お疲れ様。」
蒼星石はニコリと馬鹿みたいな笑みをこぼすと、カップを一杯仕事机に置いた。
しかし良く見るとこの紅茶は大事なときにしか飲まない高価な紅茶だった。
俺はカッとなり、カップを持ち上げると、蒼星石の顔面にぶっかけた。
「熱い!熱いよ!!」
蒼星石は両手で顔面を押さえた。そして両手を放した機会を見計らってもう一杯ぶっかけた。
「熱い!やめてよ!!」
流石に二発もかけると効果は倍増する。蒼星石はあまりの熱さに両手で顔を押さえて悶えている。
人形だから火傷はしなかったが、すこし赤くただれているようにも見えた。
「そうか、あついか。ならばすぐに冷やしてやる。」
俺は蒼星石の服をはぎ取り、裸にした。蒼星石は床に倒れ込んだ。
「う・・・寒いよ・・・。」
蒼星石は体を丸めて震えている。


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