蒼星石

12月18日
俺は頭に来て蒼星石の手から帽子をぶんどった。
「返して!僕の帽子!」
蒼星石は俺に攻め寄ってきたが、蹴飛ばしてやった。蒼星石は後ろに吹っ飛んで壁にぶつかった。
俺はでかい皿に帽子を乗っけると近くにあった酒をぶっかけ、火を付けた。
「やめて!!僕の帽子!!」
蒼星石はまた飛び付いてきたので片足で強く踏みつけてうつ伏せに押さえつけた。
「いやだ!僕の帽子!やめて!!やめてよ!!!」
蒼星石は暴れ出したが俺はなんとか足で押さえつけた。
結局帽子は燃えて丸焦げになってしまった。原形はとどめているが、もう使えないだろう。
俺は足をどけてやった。蒼星石は帽子のもとへかけつけ、帽子を抱きしめて、声を上げて泣き出した。
しばらくして蒼星石は泣きやむと、帽子を大事にトランクにしまった。そしてそれをかぶることはもう無かった。


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