蒼星石

12月16日
皿洗いも終わったので仕事に取りかかろう。俺はパソコンのある、仕事部屋へ向かおうとした。
しかし蒼星石が通り道に寝そべっている。相変わらず苦しそうにしている。
「おい、通行の邪魔だぞ。どけ。」
俺は蒼星石の頭を蹴飛ばし、道をあけた。
「ハァ・・・マスター・・・・レンピカを・・・呼んで・・・。」
しかしレンピカは虫かごの中だ。出てこられまい。
「通行の邪魔をしていたのに謝罪の言葉も無しか?ええ?」
俺は蒼星石の頭を踏みつけてやった。それでも蒼星石は相変わらず腹痛に苦しんでいる。
「マスター・・・・・待・・・待って・・・・。助け・・・・てよ・・・・。」
蒼星石は残った体力を振り絞って声を出したが俺は無視して仕事部屋へと向かった。

そして仕事も終わった。俺はテレビを見るためリビングに向かった。
ドアを開けてみると、蒼星石はさっきと位置を変えず、相変わらず腹痛に苦しんでいる。
痛さのあまり、目は涙でにじんでいるが、声を出して泣く体力はもう残っていそうにない。
俺は気にせずにテレビをつけた。


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