ジュン×翠星石&真紅 その1
時間にして30分程度だろうか、やっと落ち着いた翠星石と顔を合わせ、照れながら笑みをかわした。
そこで翠星石が異変に気付いた。「キャッ」と小さな悲鳴を上げ、ジュンを突き飛ばす。
「〜〜ッ、何やってるですか!チビ人間。」
「こっ、これは仕方が無いだろ!?あんな夢を見た後で、こうしてお前を抱えていたんだから…。」
ジュンの股間が膨張していたのだ。急いで弁解している。
まさか自分のせいでジュンが興奮した事が嬉しかったのか、翠星石は気分を良くした。
「まぁ、こんなに可愛らしい人形はこの翠星石を置いて右に出る者はいねーですから、
ジュンの気持ちも分からなくも無いですよ。」
「 ………なぁ、手伝ってくれないか……翠星石。」
そう言われた瞬間思考が止まった。正直、翠星石は今までそういう事に
興味はあったが、同時に嫌悪感もあった。だが、今のジュンを前にして拒否するなど
出来ない。なにより、翠星石も望んでいた事だったから…。
「……しょ、しょーがねぇなですぅ。
相手もいない哀れなチビ人間に情けをかけてやるですよ。」
「あぁ…ありがとう。」
いつまでもヒネくれている翠星石にジュンはキスをした。
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