翠星石

「う〜ん、真紅の夢ってどんな夢なんだろうですぅ…。気になるですぅ
…よしっ!!今日の夜真紅の夢を覗いてみるですぅ」
こうして私は再び夢の狭間に行くことを決めたですぅ

〜夜〜

「よし、昨日と同じ場所に出てきたですぅ」

…ガチャッ…

真紅の夢の扉を開けるとそこは幻想的な美しい洋館だったですぅ
「奇麗な夢ですぅ…。そういえば真紅が見当たらないですぅ」
真紅の夢の中なのだから真紅がいるはずなのだが
そこには真紅の姿が見当たらなかったですぅ

「…とんだ無礼者ね、翠星石。水銀燈と同じことをするなんて…」
「ひぃっ!?し、真紅…。い、いつからそこにっ!!」
見当たらないと思ったら真紅は私の後ろにいたんですぅ〜


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