ジュン×翠星石

多数決でAに決定
続き…

『ほ、ほんとにおいしいですぅ』
翠星石が不安そうな顔でジュンに聞いた
「うん! おいしい!」
ジュンが明るく答えると、翠星石の顔も明るくなった
「まさかオマエに、こんな特技があるなんてビックリしたよ!」
『あ、あたりまえですぅ! 真紅達なんかとは違うですぅ!』
「もう性悪人形なんて呼べないな」
翠星石は少しづつ顔を赤くしていった
『ふんっ! 少しは私を見習いやがれですぅ!』
「…そうだな、俺も少しは家の手伝いでもするか」
ジュンはパソコンの電源を消して翠星石を抱き上げた
『きゃっ!!』
翠星石は驚いて声をあげた、しかしジュンは翠星石を自分の目線まであげると
「…その…ありがとなクッキー」
『…え』
翠星石は顔を真っ赤にしてジュンから目をそらした
『おおおおかしいですぅ!! 今日のチビ人間は風邪でもひいてるかですぅ!?』
「オマエのほうがおかしいだろ? 俺にクッキーを作るなんて」
『そ、それは…』
一瞬は動揺して暴れたが、また顔を赤くし静かになった…


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