ジュン×水銀燈

 薔薇の花弁のような唇にそっと自分のそれを重ね、息を吹き込んでゆく。
 それから、白く柔らかい膨らみに触れ、優しく押してやる。
 ぷにぷにとした感触が掌に心地良い。
「うん、これはどう考えても心臓マッサージだ」
 胸までマッサージしているみたいだけど気にしない。
 二つの先端が固くなってる気もするけど(゚ε゚)キニシナイ!
 僕は、どうせ意味など無いマッサージを止め、乳房に口付ける。
 軽いキスを幾度かした後、ほんのりと紅く張り詰めた突起を口に含み、
 舌で突いたり転がしたりしながら、時々吸ったり甘噛みしてみた。

「……ん あぅ……くぅっ ……はぁぅ」

 吸い付いたあたりから、水銀燈は徐々に息を荒げ、

「あ…… やぁ……はあっ……ん ぁん……」

 今や既に、嬌声にも似た喘ぎを僕に聴かせている。
 もっと聴きたい……水銀燈のハシタナイ声が。
 僕は彼女の濡れそぼった秘所を縦になぞり、指に愛蜜を絡めると

 彼女の中に、埋没させていった……。


「……な!? い……痛っ! に、人間……!?」


[前へ] [次へ] [戻る]