翠星石・ジュン×蒼星石 その2

またまたnのフィールド。

蒼星石は、まだ吊されたままだった。
「……くっ……」
不自然な姿勢で長時間吊されているせいか、蒼星石には疲労の色が見える。
ふと視線をあげると、二つの影がこちらへと向かってくる。
一つは翠星石と分かったが、もう一つの少年と思われる影には蒼星石は見覚えがなかった。

「さっさとするですぅ。これだからチビ人間はチビなんですぅ。」
「僕は連れてこられたんだぞ!おまえにそんなことを言われる筋合いは……」

蒼星石と目が合い、言葉を失う少年。

それはジュンだった。と言っても、蒼星石とは初対面なので知るよしもなかったが。
「翠星石……誰?」
恥ずかしさに目を背けながらも、蒼星石は聞く。
もちろん。蒼星石はなにも身につけておらず裸である。
「そんなのはどうでもいいですぅ。ただ……」
「……まさか……!」
いやな予感がする。そしてそれは奇しくも当たってしまう。

「そうですぅ。今からこのチビ人間に蒼星石を犯してもらうですぅ♪」


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