翠星石・ジュン×蒼星石 その1

〜第八話裏話@じょー〜

「やっぱり……僕は帰るよ……」
「蒼星石っ!」
「僕も君と同じ気持ちなんだ……マスターのそばにいてあげたい……」
辛そうで、悩みながらも蒼星石は双子の姉に告げる。
「くぅ〜。とんだフケ専ですぅ!もう我慢ならんですぅ……スィドリーム!」
「あっ」
翠星石は自身の人工精霊であるスィドリームを呼び出し、庭師の如雨露を持ち出していた。

「双子の姉として、どんな手段を使ってでも蒼星石を手込めにするですぅ!」
「え……姉さん……手込めって意味分かって……うわぁぁぁぁぁぁ!」
一瞬の油断を突かれ、為すすべなく蔓に巻き込まれてしまった。


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