ジュン×巴&めぐ&ドールズ その4

僕がいつものようにネットサーフィンしている後ろでは、水銀燈と雛苺が楽しそうに遊んでいた。
水銀燈が家に来て一週間。水銀燈は翠星石と雛苺とはもうすっかり仲良くなったみたいだ(特に翠星石とは仲が良い。)
多分僕との関係をお互い知っているのだろう・・・
以前は毎晩求めてきた翠星石が急に僕が水銀燈とした次の日に求めてくるようになった。順番ということだろうか?
しかし男は僕一人だけなので最近腰が痛い。一度マッサージしてもらう必要があるな。
「はぁ・・・」
僕は深くため息をついた・・・何故なら悩み事はそれだけではないからだ。僕が水銀燈を連れてきてしまったからなのか、真紅がふてくされて鞄からでてこないのである。
「どうしたら真紅の機嫌は治るんだ?」
誰も答えをくれないだろうが、呟かずにはいられなかった・・・
と、そこに姉ちゃんがきっかけを運んできた。
「ジュンくん・・・あたし達これからお買物行ってくるから、真紅ちゃんのことお願いね?」
「ん・・・皆で行くのか?」
「そぅ・・・だからぁ拗ねてる真紅のことお願いねぇ?ジュン・・・」
そういう水銀燈の顔は、本当は自分がここに残り、僕といちゃいちゃしたいと思っているに違いなかった・・・翠星石も考えは同じみたいだ・・・んと、まぁ・・・ごめんなさい。
「わかったよ。真紅のことは僕に任せておけ・・・ゆっくり楽しんでこいよ。」
あっ・・・二人の顔がすごい険しくなってる。こりゃ今夜はたっぷり搾り取られるな・・・


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