ジュン×真紅

するはずのない声に驚き後ろを振り返るジュン。
そこには、当然ながら声の主である真紅が立っていた。
「な、なんでお前が!」
突然の出来事にパニック気味にジュンは真紅を問いただす。
「あら。私の名前を何回も呼んでおいて、そんな扱いはあって?」
さも当然のように主張する真紅。
「い、いつから見てたんだよ!」
答えは自分でも分かっているのだが、一応聞くジュン。
「最初から、最後までよ。」
……どうやら観念するしかないようだった。


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