水銀燈×真紅

水銀燈が取り出したそれは一つの小さなビンだった。中身を口に含むと、口移しで真紅の口に入れた。
「うぅ…ぅ…」
途端に真紅の体が大きく反応した。
「ああぁっ…ぁ…何よ‥これぇ!」
『あらぁ、わかんないの?真紅ったら!これは媚薬よぉ!こんな事もあろうかと持ってきてたの★』
水銀燈は悪怯れる様子も全く無く、クスクスと笑った。「こんな‥ふざけたマネして…いいと思って…んの!?」
『ふざけてなんかいないわよぉ!ほら、イイでしょ?』
水銀燈はさっきよりも大きな刺激を与えていく。
「あぁ‥あ…い‥いよぉ!!////」水銀燈の言葉と媚薬の効果の誘惑に負けた真紅はとっさにそう叫んだ。『やっと言ってくれたわね真紅ぅ!でもどうせなら媚薬の効果なしで言ってくれた方がもっとよかったのに〜ウフフフ‥』
「はぁ…はあぁ‥あっあ…////」真紅はこの心地よさにひたすら喘ぐだけで水銀燈の言葉はあまり耳に入ってなかった。
『ほら真紅ったらぁ!気持ちいいなら自分ばっかりよくなってないで私も気持ち良くしてぇ!』
水銀燈は真紅の両手を自分の胸にあてた。
『真紅、早く手動かしてよぉ!』
こうなったからには真紅はそうする他なかった。
ゆっくりと手を動かし、胸を揺らす。
『はぁ‥くすぐったくてイイわぁ‥もっと激しくしてぇ!』
真紅はひたすら触って触りまくった。
『あっあ…‥いいっ‥気持ちいいわぁ!!あぁ…』
水銀燈も真紅の秘部を激しく突いた。
「あっ…あぁ…んぅぅ…あ…いぁぁぁぁぁぁっ!!////」
ついに真紅は達し、そのまま意識を失った。


夢の中で真紅は『大好きだよ…』と言う誰かの声を聞いた気がした。




翌日、真紅が目を覚まし、鞄を開けると部屋中に妙な空気がただよっていた。

真紅が不思議に思っていると、周りにいた翠星石がニヤニヤ笑いながら真紅をチラチラ見ていた。雛苺はイマイチよくわからない様子だが…
何となく嫌な予感がした真紅は恐る恐る翠星石に聞いた。
「どうしたの?ニヤニヤして‥」
嫌な予感は的中した。

「真紅ってば夜中に水銀燈とHな事してたですね!?私たまたま昨日眠れなかったから鞄の中でおきてたですケド水銀燈と真紅のHな声が聞こえてきたから黙って盗聴してたのですぅ」
ニヤけながら話す翠星石を見ていた真紅の顔は真っ赤になるような真っ青になるような微妙な表情になり、その場で固まった。

「ねぇねぇっ!Hな事ってなんなのぉ?」何気に興味しんしんで雛苺が聞いた。
「うるさいですぅ!おバカ苺っ!ガキはガキらしくこんな事なんて知らなくていいんですョっ!!」
翠星石と雛苺が喧嘩する中、真紅はしばらく部屋の隅で恥ずかしながら落ち込んでたのは言うまでもない…
終わり。


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