ジュン×翠星石

エロなし翠星石×ジュン。しかもちょっと無駄な長さに・・・。


「・・・・いいですよ、チビ人間・・・」
頬を染め、恥ずかしげに呟く翠星石。
夜のジュンの部屋。
彼のベッドの上で、彼女は一糸纏わぬ姿で横たわっていた。
「え、で、でも・・・・」
ベッドの前に立つ少年──ジュンは、戸惑うように翠星石の裸体を見る。
人形である証の関節、柔らかそうな質感の肌。
「そ、そんなに見るな、ですぅ・・・・」
翠星石は気恥ずかしげに目を伏せるが、体はジュンの視線から隠そうと
はしなかった。

(な、なんなんだよ・・・)
翠星石を前に、ジュンは混乱していた。
食事の後、部屋に入ったジュンを出迎えたのが、今のようにベッドに横た
わった翠星石だった。彼女の頬は上気し、瞳は切なそうに潤み、ジュンに
向けられている。
(さ、誘ってるのか・・・?)
人付き合いに弱いジュンでも、ここまで露骨な態度であれば翠星石がな
にを期待しているのかうっすらと想像がつく。
(でも──)
顔を軽くうつむかせ、ジュンは内心で呻いた。


(なんで体がキュ○ピー人形?!)


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