ジュン×翠星石
翌朝
「ちょっとジュン……。」
真紅が不機嫌そうな顔でジュンに詰め寄ってきた
「なんだよ。ウェッジウッドのアールグレイとか言うやつはもう買ってきたぞ?」
「…昨夜は相当お楽しみだったようね……」
ジュンの顔色が一気に青に変わった。
バチィっ!!!!
弁解するひまもなく、真紅の強烈な平手打ちが顔を直撃した。
「本当に下劣な男なのだわ。こんな人間が私の下僕だなんて…」
「違う!あれは…」
くっきりと跡が残っている頬を押さえながらジュンは必死に弁解しようとした。
「今度やるときは絶対に私を混ぜることね……さもないと後で後悔することになるわよ」
キッとにらみながら真紅は言い放った。
「ぎ…」
「…………?」
「ぎいやあああぁぁぁぁぁぁ〜っ!!!!」
ジュンの叫び声は真紅を8時間気絶させる事になった。
―fin
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